『寄り合いを通じて』
毎週日曜日ですが、平田豊生苑では「寄り合い」をしています。
平田豊生苑に就職して半年になりますが、今までの勤め先では寄り合いの様に集って語り合う事がありませんでした。
寄り合いそのものの意味を知らない私は、辞書で意味を調べ、先輩方の様子を見様見真似で寄り合いを行なっていました。
11月のある日の寄り合いの最中、Yさんという住人さんから意見を頂きました。
今までサラッと連絡事項を伝えるのみの寄り合いをしていた私なだけに、初めての住人さんから意見を頂き、驚きました。
同時に、これが住人さんと一緒に行なう本当の寄り合いなんだ!と感じさせられました。
Yさんから頂いたお言葉というは、新型インフルエンザ等が流行っている為だと思いますが、
「最近風邪とか流行ってます。皆さんご飯の前に手の消毒をしっかりしましょう!!」
と、住人さん代表で、大きな声で話してくれました。
本来あるべき姿の寄り合いを教えてくださった、住人のYさん。
この様にして、住人さんと職員が共に生きて「共生」し、お互いに学んでいくのだと思う出来事でした。
(広報『和進』より抜粋)
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